伊勢丹新宿で開催中の「日本の手しごと展」を見てきました

2013年 4月 6日
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4/3(水)〜8(月)まで伊勢丹新宿6Fで開催中の「日本の手しごと展」を見てきたのでその様子をご紹介。

生地にこだわった商品も多くラインナップされているのでテキスタイル好きの人は楽しめる催し物です。

 

 

>>日本の手しごと展で「ものづくり」の「ものがたり」を聞いてみた♪ 伊勢丹新宿店ブログ

 

 

 

ことのはじまり テキスタイルネット展

そもそも日中にラフォーレ原宿で行われていたテキスタイルネット展のセミナーを見たことから1日が始まりました。

 

富士山の麓、山梨県富士吉田、ネクタイ織物が盛んな産地のものづくりを再活性させる試みをしている家安香さんのセミナーを見ました。

昔は活気があった地場産業がどんどん細くなって暗くなっていく、このままでは生産現場がなくなってしまう…

それをまた明るくしてみんなに認知してもらおう、というこれまでの約3年間の歩みをスライドショーで見せてもらいました。 とても興味深く刺激的な体験談でした。

http://www.notie-youdie.com/

NO TIE, YOU DIE. home – NO TIE, YOU DIE. ネクタイなしでは生きられない by yamanashi tie creators

 

そしてタイミングが良いことに、ちょうど伊勢丹で開催中の「日本の手しごと展」で販売しており実際に手にとることができるというので1日テキスタイルネット展を回り、伊勢丹新宿へ向かいました。

 

 

 

伊勢丹新宿「日本の手しごと展」

伊勢丹本館6階の催物場で60~70社が集まり、こだわりのあるものづくりを発信してます。

じっくり物色していて思っていたよりも長い間居座っていました。

今回は大きく3つのブース(ものづくり)をピックアップ。

 

 

ヤマナシ ハタオリ トラベル

お目当てはココです。

スライドショーで見たNO TIE, YOU DIE.のネクタイや鮮やかなストールが並んでいました。

 

商品を作った現場の職人さんが売り子をやっているので、生産背景やこだわったポイントなどお話してくれて、すごく楽しかった。

生地・製品単体として見てもオリジナリティや創意工夫が伝わってくる商品。

 

 

La+h(ラス)カラフルなストール

このラスはちょうど青山スパイラルマーケットで展示をやっていて(4/4まで)、伊勢丹に来る前に見てきたので本日2度目のご拝謁となりました。

デザイナーの大谷さんもいらして、生産方法などのお話をしてくれました。

 

僕が食いついたのがテンセルとシルク(?)の混紡の生地。表面を少し毛羽立たせた2重のストール(ニードルパンチしてるらしい)

この生地の感触が“つるっ”としてるというか、“ぬめっ”としてるというか、 肉厚な花びらを撫でてる感触に似てて、面白い手触り。

La+hのオフィシャルサイトはないのかな・・・?

オンラインでも販売されているということですが、毎年200柄くらいつくるそうで、全種類はオンラインでも販売されてないので、買うならこういう企画の際がチャンスです。

 

NEWS & COLUMN | CLASKA
「La+h 2013 winter ~ spring 大谷敬司の仕事」 …
CLASKA Gallery「La+h 2013 winter ~ spring 大谷敬司の仕事」

 

 

 

 

 

京都 千總(ちそう)

京都の老舗友禅、千總。今回の手しごと展の中でも一色一色が力強い発色をしていて目を引かれます。

創業1555年、ということで室町時代の戦国期ですね。織田信長がこれから躍進していく時期、軽く創立450年を越えてますね… (((;゚Д゚)))

お話を伺うと、こういった試みは2008年ごろから始めたそうで、日本らしい奥ゆかしい細やかな美しさを感じさせます。またそれでいて現代のファッションにも違和感なくマッチするようなプロダクトだと思います。図案や柄はこれまで操業してきた中の明治・大正時代などのアーカイヴとのことです。

 

創業450年 京友禅の老舗 千總 / Founded in 1555. CHISO OF KYO YUZEN
千總 オフィシャルサイト
↑Enterを押すとフラッシュで動くのでいちようご注意を。モーションがキレイ d(´∀`*)グッ

 

シルクシフォンストール|SOHYA TAS 京友禅柄の和小物と生地
千總 ストール オンラインショップ

 

 

 

 

作り手が直接生産現場を伝える

日中は業界向けのテキスタイルネット展、その後一般購入者向けの日本の手しごと展と回りましたが、個人的に“手しごと展”の方が良かったなぁという印象です。

出展しているメーカーどうこうより、見せ方の違いだと思います。

 

テキスタイルネット展は小さなショールームを作ってサンプル・カタログを見せる従来の展示方式です。一方、手しごと展は生産現場で働く実際の職人さんがいて見せ方も生産背景を感じられました。

ちょっと展示方法を改めて考えると、生地の展示方法はクルマや工業製品のような一般的な見せ方でいいのか考えてしまいます。独自の生地屋さんにしかできない見せ方というものがあるような可能性を感じます。

 

 

こういうところで作ったマフラーがMoMA(ニューヨーク近代美術館)で販売されてる↓ [群馬 松井ニット技研]

 

 

実際に産地に行って生産現場を覗かせてもらうと、「えっ こんな人がこんなところで作っているの」 (←失礼)と驚きます。でもその商品はパリ・ミラノコレ常連の老舗メゾンが使っていたりします。

 

そのコントラストが僕にはなにか面白くて、綺羅びやかなところだけピックアップしてる自分のファッション視点に疑問を抱いてしまいました。

それ以降、生産現場というのは自分にとって攻めていきたいところで、可能性を感じるところです。

 

まぁこういったファッション感については別の機会にでも・・・。

 

そういったわけで、伊勢丹の「日本の手しごと展」は4/8(月)までなので急いでまとめてみました。

「どれも欲しいっ! でも金がない 笑」という事の顛末でしたが、いろいろとお話を聞けてご満悦でした。ではこれにてこれにて。

[Filtering by Textile-Michelin テミラン]

One Response to 伊勢丹新宿で開催中の「日本の手しごと展」を見てきました


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