今回は服飾と関係無しに個人的に好きなミュージシャン『コトリンゴ』にフォーカス。
先日4thアルバムが発売され 詳しく紹介しているブログも少ないので、このタイミングでコトリンゴに触れるきっかけになる記事を書けたらなと。
長谷部誠のミスチル並にコトリンゴのことを褒め倒すと思いますが、そこは斜め読みしてください。
ひこうき雲 コトリンゴver.
まず予備知識無しにこの曲をリッスン♪
ユーミンの「ひこうき雲」をコトリンゴがカバーしています。
オリジナルに負けず劣らず素晴らしいカバーです。
どんな音楽なの?
- 飛び跳ねるような音作りとリズミカルなピアノ
- 空気感を含んだウィスパ-ボイス
この2つがコトリンゴの楽曲の大きな特徴です。
一聴、可愛らしいくてポップな曲調なんですが奥行きと捻りが半端なく、聴けば聴くほど、噛めば噛むほど、味わい深くなるのがコトリンゴです。
聴き始めるのにオススメなトラック
- デビュー曲の「こんにちは またあした」
- 2nd.アルバム「Sweet Nest」
- カバー集の「picnic album 1,2」
こんにちは またあしたはコトリンゴの楽曲で一番有名ですね。
しっとりとした曲調と透明感のある歌声、何気ない日常のいとなみを綴った歌詞。
Sweet Nestは2008年9月に発表した初セルフカバーの2nd.アルバム。
エレクトロポップやスウィング調ジャズ、美しいピアノ曲などキャッチーで (親しみやすい) 楽しいテイストと凝った音作りが程良いバランスです。
特にトラック#8~ラストまでの流れはお見事です。
カバー集はNo.1が邦楽篇、No.2が洋楽篇です。
このアルバムが入門としては一番最適じゃないかと。どの楽曲も自分のものにしていて、アレンジが秀逸。ミュージシャンとしてのレベルの高さ、懐ろの深さを感じさせます。
単曲紹介 シングルリスト
アルバムに収録されていない単曲も多く、ファンじゃないと把握しづらいと思うので時系列で網羅してみます。
- 2008.09.24 「メトロポリタン美術館」
- 2008.09.24 「What Does That Look Like? feat.コトリンゴ」
- 2008.11.05 「ひこうき雲」
- 2009.03.10 「The April Fools 」
- 2009.09.09 「Stars (Free TEMPO)」
- 2009.12.11 「ぷよぷよのうた コトリンゴCMバージョン」
- 2010.11.17 「Sleigh Ride(そりすべり)」
- 2011.01.19 「HE PASSED DEEPLY/toe feat. コトリンゴ」
- 2011.04.27 「ちいさなあなたへ」
- 2011.05.18 「montage」
- 2011.07.15 「Dance」
- 2012.07.20 「hanabi」
- 2012.11.28 「Sunday Morning / mabanua feat.コトリンゴ」
このなかでピックアップしたいのが、
「メトロポリタン美術館」「ちいさなあなたへ」「Dance」
「メトロポリタン美術館」は大貫妙子のカバー曲。
DeDeMouseとコラボしていますが、こういう曲調はコトリンゴにハマりますね。
「ちいさなあなたへ」は2007年アメリカで発売されベストセラーになった絵本 “Someday”のアニメDVD発売時リリースされたイメージソング。
コトリンゴの楽曲で涙腺崩壊ソングNo.1です。2011年音楽シーンでリリースされた中、Best1と言っても過言ではない至極の一曲。
「Dance」はスペースバルーンプロジェクトで流れたキャンペーンソング。
宇宙空間から地球を眼下にパーソナルなつぶやきが繋がる映像はどこか叙情的。スローテンポで心地良いハミング。よく眠れます。
ほかにもキャットフードShebaのCM「はじめて手から食べてくれた~♫」やラパンの「大スキ」、J-WAVEジングル「タネまき~ハナうた~J-WAVE♪」などタイアップソングもクオリティ高いです。
コトリンゴ オフィシャルページ
Kotringo Other Works
Liveの魅力
via. kotringo Facebook Page
初めてライブに行ったのは2009年7月のモナ・レコードでのライブでした。
2007年くらいから聴いてはいたんですが2nd.アルバムで惹きつけられ、Amazonのとあるレビュー を見かけたことから、ライブの時にしか感じられない圧倒的な音の力 とはなんぞや と前のめり気味に駆けつけました。
それから数十回はライブに行ってます。
「CDは良いけどライブだとね・・・」というミュージシャンも多いですが、コトリンゴは裏切りません。(・・・多分)
むしろライブの方が断然いい。
かわいい癒し系~✧ のほほ~ん という見た目とは裏腹に、演奏はアグレッシブ。
圧巻のパフォーマンスでぐいぐい惹き込まれます。けどMCは自然体&マイペースなのでギャップ萌え。
これはコトリさんが狙っていますね。したたかな策略に見事にハマってますがオーライです。
あとたまに間違うこともありますがオーライです。
https://twitter.com/kotringo/status/272958979993378816
・・・天然な一面も兼ね備えていますね・・・
https://twitter.com/kotringo/status/214132565534183425
Liveの楽しみ方
カバー集のpicnic albumがリリースされてからはコトリンゴ+神谷くん+シゲさんのバンド構成での演奏が主体になってきました。
via. kotringo Facebook Page
演奏もこの上ないんですが、MCのときのコトリさん=ボケ(天然)、シゲさん=ツッコミ(正常な反応)のやりとりが面白くて、演奏にのめり込んだ体が一息つくのに丁度いいんですよね。
MC時の神谷くんは純情なリアクションをするので、長谷部誠みたいに真面目な性格なのかな。けど、演奏中は神谷くんの独壇場です。 笑
またオーディエンスが演奏に参加してもらうシーンもあります。
簡単な手拍子ならいいんですが、コトリさんの要求レベル高くて、たじたじしながらも不思議な一体感を味わえますよ。
予想をはるかに超えたライブ
特に思い出深かったライブがpicnic album2のリリースライブです。
ドラムに神谷くんを向かえ原宿VACANTで行われました。
pa1リリース時も神谷くん参加でライブをしているのですがこちらは観れなく、自分にとって初めてバンド編成でのライブでした。
僕は60年代のロックシーンが好きで、願わくば一度でいいから、1969ウッドストックのような熱狂の場面に立ち会えれば、と思っていました。
そしてこの時のライブは、ウッドストックほど混沌無法無秩序な環境でないにしても、その場にいたオーディエンスを沸き立てたのは、こういった演奏なんだろう、と感じられるパフォーマンスでした。
ライブ会場の規模も関係するでしょうが、
ロック界の伝説を作ってきた大御所や、今まで見たミュージシャンのどのライブよりも高揚感がリミッターを振り切れる感嘆響くライブでした。
ハイロウズの歌詞を借りて例えるなら、
2発目は鼓膜を突き破り やはり僕の胸に
です 笑
それからバンド形態のライブは、毎回異次元に連れて行ってくれるので特に楽しみです。
イチオシな新着情報のチェック方法
ニューアルバムがリリースされるとメディア出演やリリースライブなど新着情報が発信されますね。
コトリンゴは以前からフリーライブ、最近ではイベントのストリーミング配信などを行なっています。
Twitterをフォローすればだいたい情報を受け取れるのですが、
イチオシはChromeの拡張機能「Page Monitor」でチェックする方法です。
この拡張機能を導入して以下↓のリンクをモニタ登録すれば、ページ更新があった際にポップで教えてくれます。
ライブに行くならいい席で楽しみたい。こういった方法で早めにチケットをゲットしてぜひライブを堪能してください。
【新着情報アップリンク】
コトリンゴ オフィシャルページ (オフィシャルからの新着)
what’s new commmons (コモンズからの新着) ─ 2014年より更新途絶える・・・
コトリンゴ kotringo (Twitter)
コトリンゴ kotringo (Facebook)
聴いてみたいな と思ったら──
これを読んで「コトリンゴ、聴いてみるかな」と思ったら、YouTube上の指定アーティストを一覧でまとめてくれる youzeek などのウェブサービスで試聴するのがオススメ。
YouZeeK.com – 無料音楽プレーヤー|音楽とビデオコミュニティ
Youzeek コトリンゴ
そしてもしCDを買いたいと思ったらちょっと、待ってください。
Live会場でも販売されているので、そこで購入するとコトリさんがサインしてくれます。これは傍から見てると羨ましい(でも持ってるし・・・)
また新譜が発売するときは、コモンズマートで購入すると何かしら特典をつけてくれます。
今までLive音源CD-Rなど、そのときどきで変わりますがこれも耳寄りな情報です。
最後に、個人的にコトリさんの音楽と映像が素晴らしい
「Today is yours × Panasonic VIERA」のプロモーションビデオで、
これにてこれにて。
デビューして 10周年
追記
2016年11月29日で、デビュー10周年を迎えた、ということです。
益々のご活躍、ご多幸をお祈りしております。